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素材屋さんになろう! 〜第4章〜

写真の素材屋さんになりたい。

今までの説明は割りと「イラスト系の素材」向けでしたが、最近は「写真素材」も非常に人気があります。
そこで、写真素材を扱い始めたい人向けのTipsなどを簡単ですがご紹介してみたいと思います。
撮影方法は、おおよそ2種類
さて、写真素材というからには、写真がなくては始まりません。写真を用意する方法はおよそ2種類。
●アナログカメラを使って撮影し、スキャナでデータを読み込み
●デジタルカメラを使って撮影し、パソコンへデータを読み込み
便利なのは後者ですが、使い慣れているカメラがあるのならば前者でももちろんOK。
キレイに撮影するテクを知ろう
撮影テクを公開しているサイトがいくつもあるので、活用しましょう。小技だとしても、知ってるのと知ってないのとでは、出来上がりに歴然とした差が出ることもあります。
下記で紹介した以外にもたくさん便利なサイトがあるので「google」あたりで「カメラ 撮影 テク」とキーワードを入れて検索してみましょう。ビギナーであれば「初心者」というキーワードも足してみましょう。
All About [デジタルカメラの撮影テクニック集]
基本から様々なシチュエーションでの撮影方法、撮影テクニック等を紹介。
天然映像研究室 - デジカメ基礎講座
デジタルカメラ撮影に関するプロのテクニックやポイントを紹介。

フォトレタッチをしてみよう。

上記いずれかの方法でパソコンへデータを読み込んだとしましょう。
元の写真をそのままに、スキャナで正確な色に読み込めているでしょうか? デジカメのデータは?
ほとんどは色や明るさの補正、トリミングなどの加工が必要かと思います。
そこで写真の補正(レタッチ)をしてみましょう。
デタラメPhotoshop
デタラメどころか非常に有用。レタッチ以外にも色々なテクが満載。
Canon フォトレタッチ
基礎から実践、応用まで非常にわかりやすく解説されている。

元の写真   レタッチ後   さらに加工
フラッシュたかずに自然光で撮影、下は白地のテーブル。ちなみにこの入れ物は100円ショップで買ったものです。 手動でレベル補正+彩度調整+色の調整+アンシャープをかけました。これをこのまま素材として出してもいいですね。 複製した画像をぼかしてソフトライトで重ね、さらに何か。仕上げに1ピクセルの白ラインをソフトライトで重ねてみました。

ここまできたら、後は自分の好みであれこれ撮ってみてください。多少、暗い写真でも気にしなくて大丈夫です。レベル補正すれば、黒っぽく色が沈んだ部分に関してはレタッチで戻せます。(フラッシュで真っ白に色飛びしたら補正は出来ません)
後はフィルタをかけたり、色の補正で遊んでみたりと様々に試行錯誤してみるのも楽しいですよ。

青いガラスの花瓶   上に同じく100円   ポトスの鉢
ガラス系はキレイなので、たくさん撮影してみましょう。角度を変えてみるのも、ひとつの手。 上がサイドライトだったのに比べてこちらは順光です。元はかなり暗い写真だったのでかなり補正。 空へと伸びる様子を撮ろうと、真上から撮影。こうして撮影ポイントを変えてみるのもオススメ。
ACT.3 | ACT.5
LastUpdate:2003.01.01